母に続き父も認知症?両親が二人とも認知症かも、と思ったらやるべきこと

遠方の両親が
2人とも認知症っぽい。
これってどうすればいいの?

遠方に住んでると
毎日の様子が
わからなくて
不安ですよね。

我が家も
母はすでに軽度認知症なのですが
父ももしかして、、と言う状況に
なっています。

目次

母だけでなく父も認知症?と思った出来事

我が家は
母は軽度の認知症
の診断がすでに下っています。

一方父は
比較的しっかりしていて
家のことも
母に代わって
ほぼ全てやっています。

が、先日母の病院に
父と一緒に付き添った際、
いくつかの出来事で
認知症疑惑がありました。

ひらがなが書けない

指先にふるえがあり
うまく文字が書けない母に代わり
父が問診票を記入していました。


症状を書く欄に
「手足のしびれ」
と書こうとして
「しびれ」のところで
「し」と書くところを
「じ」と書いて
しばらくてが止まってる。

あれ、もしかして
ひらがなが書けない?

横でじっとみてると
5秒くらい固まっていたのち
「じ」と書いたところの
「゛」をぐちゃっと塗りつぶし
後ろに「びれ」と書いていた。

そしてさらに
「認知症」と書くところでも
「症」の字も書けず
またしても手が止まる。

人偏(にんべん)だっけ?」

いや、病垂(やまいだれ)だから


とうとう父から問診票を
取り上げて
残りは私が書きました。

コンビニのセルフレジで右往左往し、店員に逆ギレ

診察後、
病院内のコンビニに
水を買いに行った父。

なかなか戻ってこないなぁ
と思って
様子を見に行くと
セルフレジの前で
固まっていた。

みると、
商品のバーコードの
スキャンまではできたようだが
次のポイントつける画面で
クレカをかざしている。

セルフレジは
「このカードではありません」
と出しているが
父は理解できておらず
先に進めない状況。

私が横から
サポートして
支払いは終了できたが、

大丈夫ですか?

と声をかけてくれた店員さんに

この機械、
なんとかしてくださいよ!

と、なんとやつあたり。

店員さんに怒っても
しょうがないよね。

父は昔は
穏やかな人だったのに、
そんな父が
怒りっぽくなっている。

これは
認知症なのでは?

と思いました。

特に
初期の認知症の場合は
怒るときに
「誰かのせいにする」傾向が
あるそうです。

二人とも認知症でも問題ないケースもある

「マンガでわかる!認知症の人が見ている世界」で紹介されていたケース

以前紹介した
下記の書籍では
ご両親ともに
認知症かもと言うケースが
ありました。

この本で紹介されていた
ケースはこんな内容です。

息子さんが
ご実家の冷蔵庫を見たら
牛乳が何本も入ってる。

電話すると
昨日言ったことを
覚えてない。

心配になって
地域包括支援センターに
相談します。

もし認知症なら
施設に入れることも
検討しないと

相談を受けた
センターの職員の方が
ご両親の家を訪ねてみると
「お茶漬け」と言いながら
お茶でなく栄養ドリンクを
ご飯にかけている。

お茶と栄養ドリンクの区別が
ついていない、、
これは確かに認知症っぽい。

しかし
この本では
「問題ありません」
と断言。

安心できる環境であれば症状は起こりにくくなる

確かに、このご両親は
検査したら
認知症の診断が
下るかもしれない。

でもこの本の著者でもある
川端智さんは
こう言ってます。

このご両親は
不安も不便もなく
楽しそうに暮らしている。

なので
今は息子さんが
時々ご両親の様子を
見てあげれば
十分だと思いますよ

もちろん、
もっと症状が進んだら
施設の検討も
必要になるかもしれません。

ただ、認知症の人にとっては
安心できる世界が
何よりの薬になるそうです。

そして、
このご両親は
お互いに信頼しあい
二人で楽しく生活できている。

なので
いますぐ施設に入れるほどの
状態ではない

と言うアドバイスでした。

我が家の両親は安心できる環境にない

一方
うちの両親はと言うと
とても安心できる環境とは言い難い。

父は母が
以前のようには色々
できないことに対して苛立ちがち。

お母さんがやると
時間がかかるから
俺がやる!

といって
母の役割を取り上げる。

母はそんな父に不満を持っている。

私が何かしようとしても
お父さんがイライラして
それが嫌

お互いにイライラしてます。

安心できるどころか
ストレスに溢れる環境になってる、、

安心できる環境を作ること

このままでは
2人とも
認知症の進行が
加速するのではないか、
と不安です。

まずは
二人が安心できる環境を作れないかな
と考えています。

対策はこれからですが
例えば

  • 父には認知症の人に対する対応を認識してもらう
  • 母のデイサービスを増やして父の負担を軽くする

こんなことから
手をつけてみようかと思います。

ある介護経験者の方のメッセージに
下記の話がありました。

私が笑えば夫も笑顔になり、
私が恐い顔をすると夫は不安になります。
合わせ鏡のよう。

今我が家は
「父が怒るから母も怒る」
の負のスパイラルなんだろうな
と感じています。

これからどうなるのか
不安がありますが
二人が安心して暮らせるよう
まずは父に
働きかけていこうと思っています。

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この記事を書いた人

アラカンのシングルマザー。
現在、高校生と大学生の娘たちと3人暮らしです。

父母は遠方(自宅から電車で2時間弱のところ)にて2人暮らし。
母は現在、軽度の認知症と手足の痺れにより介護認定で要支援1。
父はしっかりしてるけど、認知症気配がちらほら。

心配性ゆえ、親の介護と自分の老後に備えて打てる手は打とうと日々模索してます。

自分自身の老後不安を少しでも解消すべく、資産形成のためにアラカン目前でファイナンシャルプランナー資格も取得しました。

趣味は投資・節約・読書・ジョギング。

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