多焦点眼内レンズ 後悔しないための病院選び | 老眼治療 体験談

老眼手術を考えてるけど
どこに相談したら良いの?

いざ手術したい!
と思っても
どうやって病院を選んだら良いか
悩ましいと思います。

私の場合、
3軒の病院に当たってみて
「手術実績の多さ」と
「説明の誠実さ」
で選びました。

この記事では
私が病院を決めるまでの経緯と
決めるに当たっての判断基準について
をご紹介します。

老眼手術をしてみようかな
と思っている方は
ぜひ参考にしてください。

※多焦点眼内レンズを選択した経緯はこちら。

この記事は
多少点眼内レンズの手術を推奨するものではありません。
最終的には、ご自身の健康状態に合わせて
最適な治療法を選択するために、
必ず眼科専門医に相談してください。

目次

老眼治療で相談した病院

私は
老眼治療の手術をしようかなと
考えてから
手術を決断するまでに
3ヶ所の眼科に相談しました。

結果的には
3軒目の医者に
決めました。

一軒目 近所の眼科

まずは近所の
かかりつけ医。

ここはよく
ものもらいなど
ちょっとしたトラブルで
お世話になっています。

診察はとても丁寧で
良い先生。

ですが、
老眼の相談をしたところ

無理せずメガネを
かけてください

というアドバイスのみ。

結局ここでは
「老眼を根本的に治したい」
という点は
解決できずでした。

手術、という言葉が
出なかったので
ここで手術の相談は
諦めました。

2軒目 ネットで見つけたクリニック

次は
「老眼治療 手術」
という検索で
上位に出てきた
クリニック。

この時点では
私は
老眼治療の手術に
どういったものがあるかも
よく分かってませんでした。

このクリニックのサイトでは
さまざまな老眼治療の種類が
載っており、
どれが自分にベストなのかも
よくわからず
、、。

さらにこの頃は
ネット検索で
「老眼の手術しても老眼に戻ってしまうこともある」
という記事を読んで
不安になっていました。

幸い、
このクリニックのサイトには
メールで相談できる
フォームが用意されていました。

なので早速
このサイトに下記の相談メールを
送りました。

私が送った相談メールの内容

・老眼治療を考えているがどんな手術があるのか
・手術をしても老眼に戻ってしまうことはあるのか

これに対して
院長から直々に回答メールが
送られてきたのですが
その内容は

どんな治療でも
100%老眼に戻らない
ということは保証できない

というものでした。

私には
その書きっぷりが
何かあった時に
このメールで言質をとられないよう
予防線をはっているように見えました。

不誠実な雰囲気を感じたので
この病院はやめておこう
と思いました。

3軒目 保険セールスをしているママ友に教えてもらった眼科医

2軒目で
行き先を見失ってしまい
しばし途方に暮れていたのですが、
ふと保険セールスをしている
ママ友が思い浮かびました。

保険屋さんってことは
病院さんのことも知ってるかも

今思えば
安易な発想ですが
とりあえず連絡してみたところ

私が受診したことはないけど
眼科ならA眼科が
手術の評判が良いよ

との連絡が。

早速その眼科のサイトを見たところ
「診療内容」のトップに
「白内障多焦点眼内レンズ」

と書いてある。

これは!
と思いまずは相談しようと
予約を取りました。

病院 | 予約

ここの病院は
初診の場合、要予約でした。

電話して、

老眼治療で
多少点眼内レンズの手術を
検討しているので
予約取りたいのですが

と伝えました。

白内障でもないのに?
とか言われたらどうしよう、、

とドキドキしましたが
そんなことは全くなく、
丁寧に駅から病院までの道順も教えてくれて
かなりウェルカムな雰囲気。

さらに
「ちょうど今日キャンセルが入って
午後空いてますけど来られます?」
と。

午後は急ぎの仕事も入ってなかったので
急遽午後休暇をとって
病院に行きました。

病院 | 検査とヒアリング

病院で受付をして
問診票を書いたら
まずは一通り
目の検査
をしました。

検査機器は沢山あって
6〜7種類くらい
検査しました
(やや記憶曖昧、、もっとかも、、)。

そして検査が終わると
次はヒアリング

看護師さんから
これまでの病歴などについて
色々と質問を受けました。

病院 | 医師の診察と相談

検査とヒアリングが終わり
いよいよ
医師の診察となりました。

まず、検査の結果から。

おおむね問題なしでしたが

いますぐ手術が
必要なレベルではないですが
若干白内障の兆候は出ていますね。

と言われました。

自覚は全くなかったのですが、
50代という年齢を考えると
特に珍しいことではないらしい

そしていよいよ、
多焦点眼内レンズの相談に
なりました。

老眼が進んで
近くの文字はほぼ見えません
仕事でも私生活でも
老眼鏡が必須で
かなり煩わしい
ので
これを解決したいです

と相談しました。

老眼用コンタクトレンズを試してみる

ここで意外だったのが
積極的に手術を進めてくると思いきや
手術に関してかなり慎重でした。

まずは

本当に手術しますか?
コンタクトという選択肢もありますよ。

と言われ

よければ今、試してみますか?

ではとりあえず、ということで
試してみることにしました。

実は私は
ずっと目が良かったので
コンタクトレンズは初。

入れるのも一苦労で
看護師の方にサポートいただいて
やっと装着できました。

そうやって苦労して
装着したコンタクトでしたが、
近くも遠くもぼんやりしてしまう。

まさかの
コンタクト無しより
コンタクト有りの方が
見えない、という状態…

結局私の目には
老眼用コンタクトは合わない
ということで却下に。

なお、もしコンタクレンズが
目にあったとしても
ランニングコストを考えると
10年で100万円
※くらい。

いずれ白内障の手術をする
と思うと
多焦点眼内レンズの手術の方が
良いかな
と思いました。

※月8千円くらいとして、
 1年間で   8千円×12ヶ月 ≒10万円
 10年間で  10万円×10年 ≒100万円

白内障でない私が、今、多焦点眼内レンズの手術するデメリット

コンタクトレンズが
合わないことがわかり
では手術ですかね、
という話になったのですが
先生はさらに慎重。

先生が懸念点として挙げたのは2つでした。

手術をしても思ったほど効果が出なくて後悔することもある
将来もっと良いレンズが出たとしても交換できない

手術をしても思ったほど効果が出なくて後悔することもある

これについて
先生のお話は次の通りでした。

本来この手術は
白内障の人のための手術です。

白内障の人が手術した場合には
当然目覚ましく見えるようになります。

しかし
老眼治療を目的とした場合
効果は個人によって

感じ方に差があるので
高額の費用を払ったのに
「思ったほどよくならなかった」と
後悔する
こともあります。

手術をしたとしても
若い頃と同様に
全てがクリアに見える状態には
ならないとのことです。

確かに
高額の費用がかかるので
期待していた効果が出ないと
かなり後悔しそう

将来もっと良いレンズが出たとしても交換できない

こちらについての
先生のお話は次の通りでした。

多焦点眼内レンズの技術は
まだ発展途上にあります。

今出ているレンズは2、3年前に出たもので
十分革新的なものではありますが、
将来もっと良いレンズが出る可能性もあります。

一度手術したら
基本的にはレンズの交換はできないので
今困ってないのであれば
もっと良いレンズが出るのを待つという手もあります。

この考えは
電化製品に似ているな
と思いました。

ちょっと待てば
同じ値段で
もっと高機能のものが買える。

でもそうやって
先延ばしにしていると
いつまでも買えない。

家電と違うのは
買い替えが効かない
と言う点ですね。

なかなか悩ましい、、

医師と相談の結果「ひとまず片目だけ手術してみる」ことに

先生はこれらの説明をしたのち

それでも手術する、
と言うことであれば
片目だけやってみてみる
という手もあります

と提案されました。

通常は
片方の目を手術したのち、
1週間後にもう一方の目を
手術するそうです。

しかし、私の場合、
今すぐ手術しなくても
大きな問題はない。

だったら、
試しに片目だけ手術してみて
満足いく結果だったら
後日もう片目も手術する
ということでも良いのではないか
ということでした。

確かにこれなら
リスク分散できる!

そして
もしやるなら
白内障の兆候がより強く出ている
右目が良いでしょう
となりました。

それでもその場で
即決は迫らず

よく考えていただいて、
もし手術したいとなったら
改めて診察に来てください。
その時に
具体的な手術の日取りなどを
決めましょう。

この日、病院で
検査開始から診察が終わるまで
5時間ほどかかりました。

長時間で
かなり疲れましたが、
先生からは
デメリットも提示いただけて
自分で納得いく結論を
出すことができました。

まとめ 病院選びでは自分なりの判断基準を決めておこう

私が最終的に
この眼科で手術をしようと
決断した理由は

  • 手術実績が多い
  • デメリットも説明いただけて誠実な印象を受けた

の2点です。

手術費用で言えば、
ネットでみる限り
もっと少ない費用で
手術できるところもありました。

しかし私は
「医者の腕」と「誠実さ」
を重視
しました。

ネットで
「多焦点眼内レンズ」と
検索すると
大量の眼科やクリニックが
出てきます。

相談して、
「ここは違うな」と思ったら
別のところに相談すれば良いのです。

ただ、自分なりの
判断基準を決めておかないと
結局決断ができない

なので、ご自身で
判断基準を決めて
病院での相談に臨むことを
お勧めします

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この記事を書いた人

アラカンのシングルマザー。
現在、高校生と大学生の娘たちと3人暮らしです。

父母は遠方(自宅から電車で2時間弱のところ)にて2人暮らし。
母は現在、軽度の認知症と手足の痺れにより介護認定で要支援1。
父はしっかりしてるけど、認知症気配がちらほら。

心配性ゆえ、親の介護と自分の老後に備えて打てる手は打とうと日々模索してます。

自分自身の老後不安を少しでも解消すべく、資産形成のためにアラカン目前でファイナンシャルプランナー資格も取得しました。

趣味は投資・節約・読書・ジョギング。

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