多焦点眼内レンズ 日帰り手術体験記 | 老眼治療 体験談

多焦点眼内レンズの手術って痛いの?
どれくらい時間がかるの?

私は多焦点眼内レンズの手術を
2回実施しました。

まず右目、
そして1年後に左目。

それまで
手術といえば
中学生の時に虫垂炎の手術をしたのみ。

目の手術はしたことがなく
不安でした。

この記事では
私自身の多焦点眼内レンズの
手術体験をご紹介します。

多少点眼内レンズの手術に
不安を感じている方の参考になれば
幸いです。

私が多焦点眼内レンズの手術を決めるまでのお話はこちら

目次

術前準備 | 処方された点眼と服薬

点眼 3日前から点眼開始

医者の指示で
3日前から「クラビット」という
抗菌剤の目薬を
1日6回点眼します。

私は点眼時間を
6時、9時、12時、15時、18時、21時
と決めて
Googleカレンダーのタスクに
書き込んでおきました。

そして点眼したら
タスクにチェックを入れて完了。

かなり面倒ですが、
これは術後の細菌による感染症を
予防するためのものなので
頑張りました。

服薬 胃薬を前日から術後翌日まで

目薬のほかに、
キャベジンとガスターD錠が
処方されました。

キャベジンは
手術前日から術後2日まで
1日2回朝夕食後。

ガスターDは
手術前日から術後2日まで
1日1回朝夕食後。

これは回数も少ないので
特に負担はありませんでした。

術前準備 | 術後に備えて自宅で事前にやっておいたこと

家の掃除 なるべく埃を除去しておく

術後、特に埃は
感染症の原因になるので
注意が必要です。

お医者さんから聞いた話ですが、
術後、
よく見えるようになり
家の埃が気になって
せっせと掃除をした患者さんが
いたそうです。

その患者さんは、
掃除の時の埃で
感染症になり
点滴が必要となってしまった
とのこと。

この話を聞いて、
なるべく手術前に
家の掃除をしておこうと思い
前日はせっせと掃除しました。

猫のブラッシング


術後は
ペットとの接触や
土いじりは当面控えること
と言われます。

これは埃と同様
感染症を避けるためのようです。

我が家は猫を飼っていて
猫のブラッシングは
私の仕事です。

が、術後はブラッシングは
当面できない。

とはいえ
猫の毛は舞います。

なので、手術当日の朝、
できる限り
ブラッシングしておきました。

おかずの作り置き

術後は家事も控えてください、
と言われています。

我が家は
洗濯や食事の片付けは
普段から娘たちの分担。

掃除は、日常はルンバが実施。

残るは食事の準備です。

これもなるべく娘たちに
任せたいところ。

とはいえ、
娘たちは普段あまり
料理をしていない。

なので
極力負担を減らせるよう、
できる限りおかずを作り置き
しておきました。

食材や日用品の買い出し

術後は
重いものを持ったり
踏ん張ったりすることは禁止。

要は、
目に圧がかかるようなことは
NGということです。

そうなると
ガッツリ買い出しには行けない。

術後も娘たちにも頼めますが、
極力事前に
買い込んでおきました

しっかり入浴

術後1週間は
洗顔や洗髪ができません。

なので
せめてもと、
前夜は
ガッツリ入浴。

とは言っても
1週間入れないので
やや無駄な抵抗ですが。

手術当日 | 病院での流れと手術模様

病院についてから手術開始前まで

まずは検査

当日は
普通に朝ご飯食べて
病院へ。

朝8時半に病院について
まずは眼圧と目の長さを測る検査
と視力検査。

それ以外の検査は事前に実施ずみですが
なぜかこれだけは当時も実施でした。

検査は10分くらいで終了。

検査後
3種類の目薬を点眼。
おそらく、
瞳孔を広げるものと
抗菌剤。

この点眼は
手術まで5回ありました。

検査後、最終的な診察

検査が終わると首から
「左」ってカード下げて
院長診待ち。

この病院は
手術と当日の診察は必ず
院長が実施。

なのですが、
院長が来るのは
11時以降。

だったら
朝の受付時間も
もっと遅くて良いのでは!
と思うのですが…。

この病院は
手術や手術に関わる診察は
院長が行います。

実績のある医者が
手術にあたってくれる、
という点は安心感があります。

が、
診察ではやたらと
院長待ちの時間が長く
その点は不満でした。

いよいよ手術!

術前診察が終わると
いよいよ手術です。

手術控え室に移動し、
服の上に手術用のガウンを着て
紙製のシャワーキャップのような帽子を
かぶりました。

その後、
点滴しながら1時間ほど待機し、
その後手術室に移動です。

手術台に座ると
椅子が倒れ、仰向けの姿勢になります。

目のところだけ開いた布を
顔に被せられ、
上下の瞼をテープで固定。

部分麻酔なので
意識はあります。

目の感覚はないので
痛くはない
のと
上からの照らされる光が
ものすごく眩しいので
ほぼ視界ゼロ

なので手術中は
目に何か迫ってくる!みたいな
恐怖感はありませんが
目のところ手術してるな!

って感じはあります。

心配性の私は

今ぐらっと地震が来たら
どうなるんだろう…
地震が来ない間に早く終わってー

ってヒヤヒヤ感がありました。

手術自体は
15分くらいで終了

その間ずっとヒヤヒヤしてたので
結構精神的に疲れました。

手術終了後、帰宅するまで ハロー現象に驚いた!

手術終了後は
点滴や手術用ガウンをとり
10分ほど手術室の前の部屋で休憩。

その後、付き添い家族に
手術室まで
お迎えに来てもらいました。

私は
高校生の次女に
お迎えを依頼。

こういう手術の時って
付き添いは必須のようです。

家族がいないと
他の人を手配しないといけないので
結構大変だなと感じました。

病院で貸与された
防塵メガネをかけて
タクシーで帰宅。

家に着いたのは
夜7時でしたが、
この時点では視界が滲んでいて
文字など見えず。

そして、強烈だったのは
街灯の光の周囲の輪っかが凄い

これがハローと言うやつね

と、妙に感心しました。

ハロー現象はこんな感じです。

https://www.hakunaisholab.or.jp/study/glare/

手術当日 | 帰宅後

朝から病院に行ってたので
ほぼ1日がかりでした。

これは
この病院特有の
院長待ち時間の影響でしょう。

たぶん、通常なら
半日で終わるのではないかと。

まずは目薬

帰宅後は
まず目薬。

できれば2回はさしてください
と言われたので
帰宅直後と
寝る前に点眼しました。

1日がかりだったのと
かなり緊張していたのか
すごく疲れました。

寝るときは金属の眼帯装着

寝る時は
目を擦ることないよう
金属の眼帯をテープで
固定して
早々に9時に就寝。

手術の日は
こんな感じで
終わりました。

アイボリーと思ってた壁は白かった

手術当日は
瞳孔を開く目薬の影響で
文字は滲んでよく見えません。

が、左右差は気になって
やはり比べてしまいます。

で、
明らかに「お!」と思ったのは
壁の色の差。

瞳孔が開いて
散瞳している影響もあるかもしれませんが
未手術の左目で見る壁はアイボリーですが
手術した右目で見る壁は白でした。

白内障ってこういうことか、、
と思った瞬間でした。

手術の感想

手術自体は
聞いていた通り
15分で終了。

術中も術後も
痛みはなく
体への負担はほぼなしです。

人によっては
痛みが出ることもあるそうで
一応痛み止めのカロナールが
処方されましたが
飲むことはありませんでした。

しかし、手術中は
やはり緊張します。

心配性の私は
手術中に地震が起きたら
どうするんだろう、、
と手術中緊張し
かなり気疲れしました。

先に右目を手術して
1年後に左目も手術。

ひとまず両目とも
無事終わって
ホッとしてます。

白内障は
80歳代ではほぼ100%の人が
発症すると言われています。

そして白内障の手術は
1度実施してしまえば
再度実施することはありません。

そう思うと
今のうちに終えられて
よかったなと
思っています。

この記事は
多少点眼内レンズの手術を推奨するものではありません。
最終的には、ご自身の健康状態に合わせて
最適な治療法を選択するために、
必ず眼科専門医に相談してください。

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この記事を書いた人

アラカンのシングルマザー。
現在、高校生と大学生の娘たちと3人暮らしです。

父母は遠方(自宅から電車で2時間弱のところ)にて2人暮らし。
母は現在、軽度の認知症と手足の痺れにより介護認定で要支援1。
父はしっかりしてるけど、認知症気配がちらほら。

心配性ゆえ、親の介護と自分の老後に備えて打てる手は打とうと日々模索してます。

自分自身の老後不安を少しでも解消すべく、資産形成のためにアラカン目前でファイナンシャルプランナー資格も取得しました。

趣味は投資・節約・読書・ジョギング。

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