遠距離介護なら、親のかかりつけ医と電話で話そう

親が遠方だと
なかなか親のかかりつけ医と
直接話をするタイミングがない。

そういった場合は
電話で状況を聞いたり
伝えたりすることもできます。

目次

オンライン診療をしていなくても、状況は電話で聞ける

親が遠方に住んでいる方は
なかなか診察に同行する機会が
ないと思います。

私も直接状況聞きたいな
と思いながら
なかなかタイミングが合わず
いけない状況でした。

しかし、ケアマネージャーさんから

電話でお話しすることも
できますよ!

と聞きました。

最近オンライン診療も
増えてきているとはいえ
対応していないお医者さんは
直接来院しないといけない
と思っていたので
これは朗報でした。

そして先日
母の認知症を見ていただいてる
かかりつけ医の先生に
電話で母の状況について話を聞きました。

その結果
母の現状がわかり
かなり安心しました。

母の面倒を一人で抱え込む父

父は
娘たちの世話にはならない!
と言う意識が強く
母の状況についても
何かと隠したがります。

母の診察には父も同行しているので
状況はおそらく把握しているのでしょうが
父に聞こうとしても

俺がちゃんと聞いてるから大丈夫だ!

と話を聞けず、、。

そうは言っても
先日のように
父と母が揉めることもあり
全く状況を押さえていないと不安です。

と言うことで
今回は両親には黙って
こっそり電話しました。

かかりつけ医に電話する前の準備

電話をかける前に話したいことを書き出しておく

母のケアマネさんに聞いたところだと
母のかかりつけ医の先生は
結構お忙しいとのこと。

電話口であたふたしないよう、
かける前に
聞きたいことと伝えたいことを
簡単にメモで準備しました。

私が準備したメモはこんな感じ。

  • 母の現在の診断状況を聞く
  • 私の不安点(母が鬱っぽいこと、父が口を出しすぎること)を伝える
  • できれば先生から父に口出しすぎないように言ってほしいとお願いする

かける時に準備するもの

電話しても
その内容を聞き漏らしたり
忘れてしまってはいけない。

なので
パソコンでGoogleドキュメント立ち上げて
電話で聞いたことを
即時メモできるよう準備
しました。

ちなみに、手書きメモだと
メモを紛失するリスク大なので
最近は全て
Googleドキュメントに
残すようにしています。

これなら出先でも
スマホからチェックもできるので
便利です。

かかりつけ医に電話して分かった母の状況

さて
準備万端となり、
いざ電話。

初めてお話しする先生だし
忙しいとのことなので
ドキドキしつつ電話しましたが
受付の方も先生も
とても丁寧でした。

そして先生から、
母の状況をお聞きしました。

長谷川式スケール検査の結果

まず、これまでの母の状況。

お母さまは
以前は一人で通院されてましたが
今年の春に旦那さんと一緒に
「最近、物忘れが激しい」
と言うことで来院されました。

母が「物忘れが多い」と言っていたのは
昨年初冬。
そこから半年かかって
やっとお医者さんに相談したことになります。

長谷川式スケール検査を実施し
その結果「21点」でした。
これは軽度の認知症となります。

長谷川式スケール検査についてはこちら

認知症の診断に使われる長谷川式認知症スケールとは

前に母に聞いた時は

大丈夫だって!

って言ってたけど
違った、、。

結果、アルツハイマーと診断

長谷川式の検査のほかに
血液検査やその他の検査も実施し

・ビタミン欠乏はない
・画像所見から水頭症ではない

と言うことから
おそらくアルツハイマーであろうと診断
「ドメぺジル」という
薬を処方しているとのことでした。

抗不安剤も処方されていた

認知症の診断結果が分かったところで
次に私の不安点を伝えました

それは、母が最近精神的に
不安定で
「やりたいことができない」
と泣きながら話していたこと。

と、先生から

以前から不安障害があり
抗不安薬は処方していますよ

え?そうだったの?
そんなこと
親からは聞いたことなかったけど

親は娘には心配かけたくなくて
言わないのかなと思いました。

認知症の人を正論で納得させるのは無理。見守って上げることが大事

最後の質問として、
私が今後気にした方が良いことを
聞きました。

認知症の方が
間違ったこと言っても
それを正論で納得させるのは無理。
なので、

否定せず、受け入れることが大事です

はい、よく分かっております。
それを父に言いたい、、。

かかりつけ医にお願いしたこと

ということで
最後に
かかりつけ医の先生にお願いしました。

父に「否定せず受け入れるよう」言ってほしい

父が割と手を出してしまうので
母がやりたいことができなくて
ストレスのようです

そして私が父に言っても
父はなかなか聞かないので
先生から父に、折を見て
言っていただきたいです

顔も見えない電話で
こんなお願いして良いのかしら、、
とドキドキしながら伝えましたが

わかりました。
私からも
旦那さんに言ってみます。

と快諾いただけました。

電話でもOK!親のかかりつけ医と話をしよう

今回、この電話で
私の不安はかなり
払拭されました。

また、
父に、母への態度を改めてほしい点は
おそらくお医者様に言われたら
少し考えてくれると思われるので
お願いできてよかった
です。

親が遠距離にいる方は
なかなか親の診察に同行する機会が
ないと思います。

そんな場合は
ぜひ電話も活用してみてください。

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この記事を書いた人

アラカンのシングルマザー。
現在、高校生と大学生の娘たちと3人暮らしです。

父母は遠方(自宅から電車で2時間弱のところ)にて2人暮らし。
母は現在、軽度の認知症と手足の痺れにより介護認定で要支援1。
父はしっかりしてるけど、認知症気配がちらほら。

心配性ゆえ、親の介護と自分の老後に備えて打てる手は打とうと日々模索してます。

自分自身の老後不安を少しでも解消すべく、資産形成のためにアラカン目前でファイナンシャルプランナー資格も取得しました。

趣味は投資・節約・読書・ジョギング。

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