スマホをあまり使っていない高齢者には日本通信SIMがおすすめ

以前、「高齢者に高機能なiphoneは必要か」
という記事を書きました。

その時の結論は
高齢の両親にはiphoneはオーバースペック

父は通話のみ
母は通話とたまのLINE、
そしてスポーツジムの予約は使いこなせず、、
というまさに宝の持ち腐れ状態。

にもかかわらず、
契約しているキャリアはDocomoで、
そのため毎月の携帯の支払いは
夫婦合わせて1万数千円。

対して使わない携帯に
年間15万円以上支払ってる、、
これはなんとかせねば!

ということで
格安SIMに変更することを
両親に提案しました。

そしてその結果、
なんと月額1万円も節約できたのです。

目次

まずは親の携帯使用状況を確認

乗り換えに際して、
まずは両親に
携帯を使う場面を確認しました。

父は通話のみ短時間利用。

まずは父。

買い物に出た時とか、外からお母さんに電話する時に使うだけ。

データ通信はほとんど使わず。
通話はせいぜい1回あたり1,2分、
毎日はかけないだろうから一ヶ月で30分くらいって感じか

母は通話メイン。データ通信はLINEのみ。

次に母。

お友達の連絡でLINEとメッセージ、
あとはお友達とは結構長話することもあるわ

こちらもデータ通信はほとんど使わず。
通話はかけ放題が良いかな

ヒアリングの結果選んだ格安SIMは日本通信SIMだった

上記ヒアリング結果をもとに探した結果、
この時点でのベストな選択は下記でした。

通話メインでデータ通信ほぼなしの人は「合理的シンプル290プラン」一択

日本通信SIM 合理的シンプル290プラン

日本通信SIM 合理的シンプルプラン290

(引用元:https://www.nihontsushin.com/plan/plansimple.html)

通話オプションは念のため付けておく

通話オプションは、父母それぞれの通話状況を踏まえて

父:70分無料通話オプション
母:かけ放題オプション

としました。

オプションつけない場合、
通話は11円/30秒。

父の使い方からすると
例えば2日に1回の頻度で電話したとして、
一回の通話が2分以内の場合、
通話オプションなしでも通話料は
11円 *4(120秒) *15回 = 660円/月

70分無料通話オプションは過分かもしれないけど
何かトラブって長電話しないとも限らないので
安全めに倒しました。

ここは今後、実際の使用状況見つつ
それほど使ってなければ落として行っても良いかな
と思ってます。

高齢両親の携帯乗り換えでサポートしたこと

86歳と81歳の母。
スマホを格安SIMに乗り換える手続きは
自力ではとても無理。

ということで、私が手続き代行
することにしました。

乗換えのための事前準備
 1.機種変要否の確認
 2.MNP予約番号払い出し

日本通信SIMへの切り替え手続き
 1.契約用にメールアドレスを取得
 2.日本通信SIMのHPから申し込み実施
 3.SIM到着後、回線切替とSIM差替

携帯乗換えのための事前準備

1.機種変要否の確認

格安SIMに乗り換えるにあたり
まずは携帯を買い替えるか確認しました。

父は

どうせ電話かけるだけだから今のままでいいぞ。

母は

携帯が変わってしまうと
使い方がわからなくなるから
今のままがいいわ


と言うことで、
今のiphoneのまま
SIM交換のみすることにしました。

2.MNP予約番号払い出し

実はこれが1番手こずりました。

最初は、docomoショップ窓口に行くのが
手っ取り早いかな、と思ったのですが、
docomoショップは待ち時間も長く
高齢の両親を連れて行くのはちょっと厳しい。

そこでネットで手続きをして見ることにしました。

が、
両親のdアカウントのパスワードがわからないところで一度詰まり、
その後なんとかPWを書いたメモを探し出して進めるも、
父と母で家族割適用しているため、
その解除をまずしないとならず、
そこで手詰まり、、。

結局、ネットでの手続きは諦め
docomoに電話
しました。

最初に私がMNP番号払い出ししたい旨伝え、
本人確認の時だけ両親に電話を変わり
その後は全て私がやりとり実施。

両親に確認が必要だったのは
「docomoのメールアドレスは引き続き使うか」
くらいで、
割とあっさりMNP番号の払い出し完了。

無駄にネットで悪戦苦闘せず、
最初からアナログに電話にすればよかった、、。

何はともあれ、
無事MNP番号が払出しされたので
引き続き日本通信SIMへ申し込み。

日本通信SIMへの切り替え手続き

ようやく日本通信SIMへの切り替え手続きです。

1.メールアドレス取得

基本は、
既に持ってるメールアドレス利用でよいので
この手順は不要なのですが、
我が家の場合、

日本通信SIMから
両親宛にくるお知らせは
私がチェックできるようにしておきたい!

と言うことで、
この契約専用にGメールのアドレス取得しました。

2.日本通信SIMのHPから申し込み実施

1.で作ったメールアドレス
ドコモでもらったMNP予約番号
両親のマイナバーカードを用意して
手続き実施。

手続きのなかで唯一詰まったのは

通話オプションを指定できない?

となってちょっと焦りましたが、
これはどうやらSIM切り替え後に
実施する必要がある
ことが判明。

そしてそれ以外は
特に悩むところはなく
サクッと手続きできました。

docomoは契約が複雑すぎて難解ですが
日本通信SIMは非常にシンプルで
わかりやすい!

ちなみに、
日本通信SIMには家族割はないので
父の支払いは父のクレジットカードで
母の支払いは母のクレジットカードで
と言う形で
それぞれ独立した契約としました。

どちらかに寄せることもできたのですが
下手に紐付けして
主契約者が先に逝ってしまうと
何かと面倒かなとも、、。

おそらく父に言ったら

俺はまだ大丈夫だ!

ってまた叱られそうですが、
なるべく切り離せるものは
切り離しておいた方が良いと判断。

3.SIM到着後、回線切替とSIM差替

HPでの手続き終了後、
2日後にはSIM到着。早い!

早速その週末に実家に出向き作業開始。
実施したのは下記4ステップ。

  1. 両親のスマホから日本通信SIMに切り替え操作実施。
  2. SIM差し替え
  3. 通話してみて開通できてること確認
  4. 通信オプション設定


切替作業から
契約の時点で付けられなかった通話オプション設定まで
トータル1時間もかからず終了。

父と母の2台を取り違えないように
慎重に進めたので少し時間かかりました。
1台だけならきっと10分もあれば
できるかなと思います。

乗換えにかかった費用との乗換え前後の費用比較

今回、乗り換えにかかった費用は
事務手数料が3,000円/人 *2人 = 6,000円
でした。

そして、乗換え前後の月額料金は下記の通り。

なんと月額1万円も節約!

携帯電話月額料金比較表

なお、使用データ量見たら一ヶ月で
父58MB、母297MB。
やはりほとんど使ってなかった、、。

結論 スマホを使い倒せていない高齢者は格安SIMへの乗換検討を!

今回実施してみて、思ったのは

もっと早く
格安SIMに乗り換えしておけばよかった、、

でした。

高齢者親御さんがいらっしゃる方は
親が携帯をどんなふうに使ってるのかを
ヒアリングの上、
あまりデータ通信を使ってないようであれば
格安SIMへの乗り換えを強くお勧めします。

ただ、自力で乗換え手続きができる高齢者は
少ないと思うので、
ここはぜひサポートしてあげてください。

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この記事を書いた人

アラカンのシングルマザー。
現在、高校生と大学生の娘たちと3人暮らしです。

父母は遠方(自宅から電車で2時間弱のところ)にて2人暮らし。
母は現在、軽度の認知症と手足の痺れにより介護認定で要支援1。
父はしっかりしてるけど、認知症気配がちらほら。

心配性ゆえ、親の介護と自分の老後に備えて打てる手は打とうと日々模索してます。

自分自身の老後不安を少しでも解消すべく、資産形成のためにアラカン目前でファイナンシャルプランナー資格も取得しました。

趣味は投資・節約・読書・ジョギング。

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